43時間/ファミリー2.0

デジタル時代は「1日43時間」?
テクノロジーの力でマルチタスクが可能になり、人は1日に24時間分以上の作業ができるようになった。


 テクノロジーのおかげで、家庭では1日に43時間分の作業ができるようになった――Yahoo!OMDの「デジタル時代の家庭」調査で明らかになった。(中略)

 またマルチタスクにより、1日に24時間分を超える日常活動が可能になったことが示された。米国の回答者は平均で、睡眠、労働、通勤に加え、電子メール、MP3プレーヤー利用、テキストメッセージング、テレビ視聴などの日常的な活動を1日に43時間分以上行っていた。(中略)

 またこの調査では、若い世代のテクノロジー依存が拡大していることも明らかになった。18〜34歳の回答者のうち半分以上(55%)が、テクノロジーがなければ「友人や家族と連絡を取り合えないだろう」と答えた。またテクノロジーのおかげで内気さを克服できたと答えた割合は36%に上った。

 さらに調査報告書では「ファミリー2.0」という新たな家族の姿も示している。「ファミリー2.0は昔のホームドラマの家庭像とは違う。今は男性が料理をし、女性が働き、子どもは非常にテクノロジーに詳しいことが多い。父親が常に一番の物知りというわけではない。父親がどのMP3プレーヤーが一番お買い得かを知らず、オンラインで価格や機能を比較している娘が詳しく知っているかもしれない」とYahoo!の販売調査担当副社長ミシェル・マデンスキー氏は述べている。

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0609/27/news021.html

どういう換算で43時間なのかはよくわかりませんが、交通技術の発達や物流の向上などもあわせて、情報技術の発達による連絡のスピードが上がり、結果として分析、決断しなければいけないことの量は確実に多くなっているんでしょうね。

ファミリー2.0があるのなら、3.0も4.0もいずれ現れるのでしょう。2.0ならまだ想像できますが、その先は?