0512 Co-labへ

夕方、三番町のCo-labを訪問。ヒダカさんと一緒に、主宰者のハルマキさんを訪ねる。オープニングのパーティーにもお邪魔したけれど、稼働し始めてからは初めて。2-4階にはR-Projectのオフィスが入っていた。

http://www.co-lab.jp/


夕方にお邪魔したせいか、オフィスはわりと静かな感じ。きれいに整頓されていて、六本木の時のまるで大学の製図室のような混乱は見られない。2人使用のブースは2,400X2,000mmほどで大きくないけれど、共用の打合せスペースや工作スペース、木工の工房などが整っているのがうらやましい。


その後、近所のおそばやさんで最近の動向についていろいろと雑談をする。クリエイターのシェアオフィスというものが、最近の景気回復基調のときにどうなのか、という話を聞いてみる。シェアオフィスという形式自体は、比較的賃料単価のいいレンタル形式なので、リノベーションやコンバージョンに限らず、むしろ最近は新築の不動産の利用方法としても引き合いが多いという話を聞く。Co-labとしては、その時の運営のためのハードやソフトのノウハウをもっているので、いろいろなプロジェクトが動いているそうだ。ハルマキさんとしては、クリエイターがいかにいい仕事を出来るかをサポートする仕組みを作り上げることに興味があり、手段としてリノベーションを利用する場合もある、というスタンスとのこと。


景気が回復基調にあることは、クリエイターの仕事が増えることにもつながるので、これまで(やむなく?)自宅でSOHOをしていたひとが、自宅の外に手頃な執務空間をもつという場合に、シェアオフィスはいい選択肢になるということらしい。


リノベーションという建築的な手段と、シェアオフィスという利用方法をイメージ的に繋げて考えがちだが、当人たちに取ってはそうでもないらしい。なるほど。