芸大に
今日は東大で非常勤をお願いしているヨコミゾさんが出題されている課題の講評会におじゃまするために芸大へ。
東大3年生とおなじ課題を芸大の3年生にも出題されていて、「インターコミュニケーションセンター・プラス」を広尾に計画するというもの。
芸大の門をくぐるとまず、吉村順三展の大きな看板が目にはいる。これは有名な山荘の図面を原寸大で出力したもの。屋外看板らしい状況を活かした面白い展示になっている。
約束をした時間がせまっていたので、駆け足で展示を見る。会場に入ってまず驚いたのは、客層の広さと、人数の多さ。平日の午後だが、結構なにぎわい。週末は1000人以上の来場があるとのこと。内容もドローイングや模型、家具、吉村障子の再現など、みどころがいろいろとある。もう一回来ることにしようと思う。
その後、講評会の会場へ。既に1/3くらいの生徒は講評を終えている。芸大の場合、定員自体が16人くらいなので、一人当たりの学生に20-30分をかけて発表を講評を行っていく。
東大の場合、下手をすると一人3-4分なので、これはうらやましい状況。
学生の案自体は思ったほど東大との差を感じない。もちろんドローイングはしっかりしていて数段上なのだが、アイデアレベルでは思ったほど学校の差を感じなかった。やはり触れる情報が限られていて、平準化されているせいだろうか。